​カルマに取り憑いている魔物。
双子の魂を喰らうつもりで、胎児のうちから
カルマとその片割れに目を付けていたが、
カルマの魂だけは、内に秘める霊力が強すぎて
喰らうことが出来なかった。
同じ理由で、カルマの魂・ひいては肉体の内側にも
入り込むことが出来なかったため仕方なく、
彼の命が尽きるまで傍に居ることにした。
カルマからの信頼を得るため人の形を取っている他、
​自らの力をカルマの望むように使ってくれる。

カルマは、セラのことを双子の片割れの魂だと
誤認している。実際には片割れの魂は、
他ならぬセラに喰われているというのに。

セラは、カルマの肉体が力尽きた時には、
今度こそ彼の魂を喰らうつもりである。